整体院と接骨院の違い
整 体 | 接骨院 | 医療 |
---|---|---|
民間の日本古来からの 伝統的療法 |
柔道や柔術に含まれる 活法の技術を応用して 医師の判断の元に 捻挫 打撲などに対して 柔道整復による施術を行う |
アロパシー(逆症療法) が主流 |
のように分けられます。
ちなみに医療は5つに分けられます

医療は18世紀後半に、
1.オステオパシー(整体療法)
骨や筋肉や内臓を調整し、症状を取り除く方法。
2.ホメオパシー(同種療法)
病気や症状を起こしうる薬(鉱物、草、花、植物 等の3182種類の中から)特定し、1mol(イチモル)以下の0~100倍に薄めて、砂糖玉に数滴垂らし、砂糖玉を舌下に入れ、病気や症状を治すことができるという原理。
3.ナチュロパシー(自然療法)
身体の自然治癒力を引き出すために、肉体 心 精神 生活 社会環境 人間関係 食事 運動 生活習慣、様々な要素の影響を総合的にみて、健康になるための、バランスを整える療法。
4.サイコセラピー(心理療法)
前世療法、退行催眠など。囚われ、蟠(わだかま)り、柵(しがらみ)、トラウマ(過去の心の傷)を中庸する療法。
5.アロパシー(薬物療法)
病院で行される現代医療。逆症療法とも呼ばれる。薬物や手術によって症状を消す 止める 除去する療法。
と分かれました。
世界三大伝統医学
中国医学 | アーユールヴェーダ | ユナニ医学 |
---|---|---|
中国の 伝統的療法 |
インドの 伝統的療法 |
イスラム医学です。当時イスラムの最高の知識人と評価されるイブン・スイナーがいます。 |
整体院によってまったく違う
整体院と接骨院は違います。
脱臼なのに「整体院」を探したり、
体の歪みが気になるのに「接骨院」に行ったりと、
誤解している方もいるかもしれません。
整体院に行った事がある方ならご存知だと思いますが、
整体院によって全く違います。
整体の治療法も、整体の先生が言うことも。
これはなぜか?
国が統一基準を設けなかった歴史があるからです。
整体には学問的理論というものはなく、
臨床という経験的な背景を中心としているからです。
整骨院や接骨院においては、整体やカイロプラクティック、SOTなどの保険適用外の技術を独自に学び、自費のメニューサービスとして加えるところもあります。
現在の整体は、日本武術に伝わる手技療法、例えば忍者の間で伝承されてきた方法、戦国時代に武士が動けなくなったときに自力で動けるように体を調整する方法、太平洋戦争前に陸軍士官学校で諜報員のみに教えられた生存術としての中で痛みを取る方法、中国医学の療法、大正時代に日本に伝わったオステオパシーやカイロプラクティックなどの欧米の手技療法、上から降りてきた情報通りにしたら改善した等、治療家たちの工夫を加えたもので、独自色が強くあります。
整体院によって、療術法も様々ですので、
整体を受けて症状が改善しない場合は、「どこかにいい整体院はないかな?」と他の整体院に行ってみるのは間違いではありません。
うまい先生にやってもらうと、終わったあと、確かに違います!
びっくりするくらい!
世の中にはいろいろな整体があります。
すべての医者や施術家が誰にでも適応できる完全な方法をもっていればいいのですがそうではありません。
まず選ぶにあたってあなたのカラダを任せて大丈夫な治療院かどうかを、直感を頼りにホームページなどでしっかり判断してください。
保険と接骨院 整体では?
初めて電話をいただいた時に「保険は使えますか?」という質問がございますが、整体で保険は使用できません。保険診療と自費診療があり、整体は自費診療の民間療法になります。
保険が使えるのは整骨院(接骨院)です。
整骨院では保険が適用になる症状とそうならない症状があり、すべて保険が使えるわけではありません。
医師の診断があって、はじめて整骨院で保険が使えます。
整骨院(接骨院)で保険が使用できる条件は限られています。
接骨院で突出していること
当てはまる人は限定されますが・・・交通事故・むちうち治療を自賠責保険適用で窓口負担0円。
さらに通院にかかる交通費や休業補償などの保証もされます。
場合によって通院回数に応じて1日4,200円程度の慰謝料が支払われます。
事故に遭った方を救済するための慰謝料です。
病院に受診しながらの通院や併院・転院も可能です。
整骨院が保険で治療できるケガの種類は限定されています。
腰や肩が痛いからといって、どんなものでも保険が使える訳ではありません。
ここでは、整骨院の保険適応範囲についてご紹介しました。
整体と接骨院の資格
整体には国家資格がありません。民間の資格になります。接骨院は、柔道整復師の国家資格を有しています。
しかし資格の有無と技術力は全く別の問題です。
接骨院で改善しないのに、整体で改善した、なんて例は無数にあります。
当然、整体師に、クライアントさん自身に改善する状況を発生してもらえるような技術力がなければ流行りません。
即廃業に追い込まれやすい仕事なので、整体師は必死に学びます。
整体と接骨院の施術方法
また、整体院と整骨院の厳密な違いは、保険が使える、使えないだけではありません。接骨院での保険診療は、厚生労働省で定められた手順のみになります。
たいてい、電気かけて、ほぐして、終わり、という感じです。
接骨院で保険以上の内容で施術をしてもらうためには、保険が使えない自費診療になります。
接骨院の自費診療は、整体と同じ範囲の、伝統的民間療法、と思ってください。
整体と接骨院業界の実状
整骨院と接骨院は、屋号が異なるだけで、同じ資格(柔道整復師)を持つ方で運営されている、と捉えていただければ大体あっています。
基本的に整骨院では柔道整復師という国家資格のある人が柔道整復術をおこなうところです。
接骨院では、レントゲンなどの画像検査や手術、薬を出したりすることはできません。
整骨院は「各種保険使えます」という看板を出しているところが多いです。
あくまで保険の適応範囲内の症状であれば保険が使えます。
保険の適応は、国で決められた通りの内容以外の施術を行ってはいけないことになっています。
接骨院で保険適用外の施術は「全額自己負担」になります。
接骨院で保険以外の施術(自費診療)しか行わないところもあります。
接骨院で保険診療だけのところもあります。
見分けが難しいところです。
2015年以降、整骨院であっても、保険診療はしていません、自費診療のみです、というところもポツポツ出てきました。
そうなると、整体と接骨院の、技術力の差が激しくなります。
基本、保険診療制度の保護がある接骨院は、整体ほど技術力が高くない、と思うかもしれませんが、そう思う場合は、接骨院の保険診療しか受けたことがない場合です。そういう方は、整体の方が高い(自費診療)けど、整体の方がいい、となります。
整体と整骨院の技術的なレベルの実態
施術の内容については整体も整骨院も痛みを取る事を目的として行っているという意味では何ら変わるものではないと思います。
私の整体が異端児なのは、10~100歳までの筋肉を小学校低学年レベルの柔らかい状態にする、を目的にしているところです。筋肉が柔らかいと、痛み成分のブラジキニンが筋肉内に発生しないので、痛みは出ません。
整体はただ単に接骨院の保険上にほぐすだけ、疲れを取るためだけ、ということもないし、整骨院だから痛みを取ることを目的としているとは限りません。
しかし、整体の業界も整骨院の業界も本当に患者様が望むようなレベルで痛みが取れているのか、疲れが取れているのかとなると全体の一割あればよい方だと思います。
つまり、百店舗あれば技術的に満足できるようなレベルの院が10店舗あったら御の字だということです。
それくらい技術的なレベルには高低差があり、ハイレベルの治療院となると非常に稀であるということが言えます。
患者様のお身体をチェックしますとどういう状態なのかははっきりとわかります。
「他院で治療を受けていました」といって来院した方のお話を聞きますと、東京の銀座の整体に週3回ほど通院して約半年経ちましたが、ここではここまでしかできません、と言われた方がいます。
その先生は人気があり予約が取れにくい、ということでした。
お金と時間をかけた割にこの身体の状態を見た時は、悪いところを見抜けなかった治療なのかと疑問が残りました。
この方(男性)の場合、かない整体に初めて来院したのが数年前です。
事故で鎖骨と上腕の靭帯が断裂し、肩甲骨の痛みと肩こり、全身のこわばり、などなど多くの症状があり重症の患者さんでした。
年が明けて1月30日までで8回の施術を行いました。歩く時の左右の揺れが無くなりました。
夜に寝る時仰向けで眠れるようになり、鎮痛剤無しで朝まで熟睡できるといいます。
随分とご本人は喜んでおられますが、まだまだ先があります。
正座ができるところまでを目標としましょうと話して来院頂いています。
整骨院も整体院も、自己ピーアール、宣伝が上手なことと、ハイレベルな技術のもちあわせは別問題だということをご理解いただければと思います。
必ずしもテレビや他のメディアでで取り上げられたからとか、有名だから技術的に高いとは言えないし信頼できるということにはなりません。
残念なことに一般の方々はその実態を見抜くことなどできないですね。
整骨院の保険適用について!
整骨院で医療保険が使えるのは、原因や負傷日がはっきりしている下記の様なケガです。
急性・亜急性
急性外傷とは、スポーツなどで足首をひねったり、物を持つときに腰が痛くなったりなど、急激な外力により怪我をしたもの。
亜急性外傷とは、何かしらの微細な外力が体に蓄積してある日突然痛みを発症する怪我のことで、使い過ぎや使い方の間違いの繰り返しなどで起こります。
ねんざ、肉離れなどのケガ。
外因的な負傷、繰り返しの外力での痛み。
ひねった・ぶつけた→捻挫・打撲
突き指やスジ違い→捻挫
ぎっくり腰・寝違え→腰部捻挫・頚部捻挫
骨折・脱臼
スポーツをしていての痛み
繰り返しによる使いの痛み
疲労によるものや慢性的な症状ものは対象外(全額自己負担)になります。
疲労からくる腰痛や肩こり(頭痛などは一般的に発症しやすい症状ですが全額実費負担で保険不適用になります。)
柔道整復師の施術を受ける時の療養費!
保険を使えるのはどんなとき?
整骨院および接骨院で骨折、脱臼、打撲及び捻挫(肉ばなれを含む)の施術を受けた場合に保険の対象になります。
但し、骨折及び脱臼の処置については緊急の場合を除き、あらかじめ医師の同意を得ることが必要。
近年は脱臼や骨折については整形外科でレントゲンを撮ってから処置をするケースがほとんどです。
整骨院で治療をうけるときの注意。
単なる肩こり、筋肉疲労などによる慢性症状については保険の対象になりません。
このような症状で施術を受けた場合は、全額自己負担になりますから承知しておく必要があります。
ケガなどによる急性症状としてであれば肩こりや腰痛でも保険適用になるようです。
慢性的な症状なのに保険適用して施術を受けたとなるとこれは整骨院の保険不正適用ということになり違反事案となります。(不正請求の事件がちょくちょく報道されています)
柔道整復師が患者に代わって保険請求を行うため、施術を受けるときには、必要書類に患者のサインをいただくことが必要となります。
保険医療機関(病院、診療所など)で同じ負傷等の治療中は、施術を 受けても保険等の対象になりませんのでご注意を。
整体とは?
一口に言うと、民間療法といわれたり、補完療法という範疇に属します。
民間資格などをもった施術者が施術をおこなう施術療院。
整体やカイロプラクティックのジャンルでは柔道整復師のような国家資格の有無は関係なく、また必要もありません。
整体は代替療法と呼ばれることもあります。
整体院を医療機関と間違えておられる方もいますが、整体院は医療機関ではありません。
従って医療行為はおこなえませんし、保険も使えません。
整体院では一般的に手技で施術をおこないますが、近年は機械器具の使用や電気療法を取り入れている整体院やカイロプラクティックも増えてきました。
筋肉や骨格の歪みを矯正したり、全身のバランスを整えて自然治癒力を高めるということを旨としているものです。
しかし、実際のところはそれぞれの療術院の技術的なレベルはピンキリで高低差があります。
このことは整体やカイロプラクティックに限ったことではなく、整骨院(接骨院)でも同様です。
整体では慢性の腰痛や肩こり・偏頭痛・坐骨神経痛・ギックリ腰の改善、猫背などの姿勢の矯正などに利用する方も多い。
接骨院にて治療をお受けになった方なら施術内容がどのようなものなのかわかっているかと思います。
すべての方ではありませんが、かない整体に来院された方々の多くは整骨院での治療を経験されたことがあると言っております。
電気療法(低周波・超音波)にくわえベッドローラ・牽引・ホットパック・患部に限定したマッサージ)などが代表的なところのようです。
整体という言葉の普及について
近年は接骨院でも「整体」「骨盤矯正」という言葉を使用するようになり施術のなかに取り入れるようになってきました。
但し、骨盤矯正と一口に言ってもその内容は院によってかなり異なっています。
整骨院では先に述べたように保険適用の対象外の慢性的なコリ・張り・腰痛・肩こり・偏頭痛などその他の症状に対しては実費負担しなくてはなりません。
こういう症状なのに急性のケガのように偽って申請すればこれは不正請求になり詐欺罪で処罰されることになります。
ですから整骨院で施術を受けても実費負担の内容であれば最終的に会計をするときには整体院で施術を受ける料金と何も変わらないか、もしくは割高になっている場合もあります。
整体も整骨院も基本的には症状を緩和すること、改善されることを目標として取り組んでいることに変わりありません。
ただ、その内容はとなると必ずしも一様ではなく、目指すところは一緒であっても施術内容が相当に開きがある場合もあります。
大切なことは患者様にとってどれだけ楽になれたか。
症状が改善されたかではないでしょうか。
国家資格をもった柔道整復師の施術者がいるから技術的に勝っているということにはなりません。
整体院だから技術が高いということも言えませんし、民間療法の整体師だから劣っているということもありません。
要は資格の問題ではなく、施術の結果についてはあくまでも施術に当たる柔道整復師や整体師がどれだけ患者様の現況を把握し切れているか、適切な対処、施術ができているかに尽きます。
人間の体は正直です。
適切な施術内容であれば患者様が期待する結果が出やすいものです。
症状の改善は国家資格の有無でもなく、民間資格の問題でもないでしょう。
整体と整骨院の効果的な利用方法!
痛みや違和感などの体の不調を感じたら、症状によって原因を確定するためにも、まずは病院で診察したほうが良い場合もあります。
整骨院を利用するにあたっては事前に医師に確認した上で、保険適応範囲内の外傷(ケガ)の時に利用するのが有効かと思います。
また、保険適応外の症状の場合は自費診療(全額自己負担)を受けることができる整骨院もあります。
このようなケースは民間療法の整体やカイロプラクティックで同じように利用すればよいかと思います。
ただ、医師によっては民間療法、補完療法、代替え療法に反対する方もいます。
ここで一つだけお伝えしておきますが、かない整体には脳神経内科の医師、総合医療の医師、小児科の医師、外科の医師、歯科医師が来院して施術を受け改善されてもなお、身体のメンテナンスのために継続しておいでになっています。
これまで整体院を利用している方々のお話しを聞きますと意外と多いのが「整形外科や整骨院には通ったけど改善できない」というお声です。
ちなみにかない整体に来院してくる患者様のなかには、整体も整骨院も行ったことがないないという方もおられますが、多くの方は様々な施術を受けたけど改善されなかったという比較的重症か中度症の方も多いです。
つまり病院や整骨院で改善しない慢性症状や原因が不明な症状などを改善したい人たちが整体を利用するケースが多いという現実もあります。
しかし、現実には整体とは一口にいっても技術のレベルは非常に高低差があります。
国家予算としての医療費について!
最後に平成26年度の医療費は約40兆円ということで公表されています。(労災、全額自費等は除く)
未来の子供達に負の遺産を残さないためにも、整骨院の保険適応範囲を知ることは大切なことだと思います。
整体院と整骨院ではどちらに通院した方がいいのでしょうか?このようにお考えの方もおられます。
これは一概にどちらとも言い切れません。
その理由は、整体師でも柔道整復師でもカイロプラクターでもマッサージ師でも最終的に患者様が改善できるのは治療家の技量によるからです。
いずれにしても自分が良いと思える治療院を選択できればいいですね。
効果的に利用して、一日でも早く症状が改善されることを願うところです。
営業内容について!
最近は業界の中において回数券をお奨めする整体院や整骨院が見受けられるようになってきました。
一回6000円で5回券を買わされたといって後悔しておいでになる方がかない整体においでになったことがありました。
金額こそ違いますが、同じような内容のお話しが何件かありました。
回数券が残っていても換金はできないといいます。
かなり営利主義に徹した営業方針だと感じますが、それぞれの営業方針といわれれば何とも返す言葉もないでしょう。
施術の結果についてはどこの施療院でも受けてみないとわかりません。
しかし、5回券(30000円)を使い果たして期待通りに改善結果が伴うのなら失望することもないかと思います。
現実はなかなか期待通りといかないようです。
そして押し付けられた感が強くなり後悔の気持ちが強くなるばかりです。
大切なことは一回、一回、その都度施術料を支払うことが安全だという事。
病院に行って回数券を買わされることはありませんね。
治療院を開院するときに、そういった集客方法や売り上げアップするためのノウハウばかりを追求するからそういうシステムを取り入れるわけです。
因みに、かない整体では、回数券の推奨販売やサプリメントの販売、健康器具等の使用や販売は一切おこなっておりません。
安心してご来院ください。
かない整体の整体施術は!
かない整体では足の裏から、ふくらはぎ、太腿、腰、背中、肩、肩甲骨、腕、首と全身を丁寧にほぐします。
それだけではなく、患部については特にピンポイントのアプローチも行い根本原因を特定して施術を行います。
手や腕のシビレ・痛みのため整形外科や接骨院での電気療法、あるいは整体やカイロなどを経験された方で、かない整体のように胸鎖関節の亜脱臼調整及び頸椎の棘突起一つひとつの捻じれを調整及び仙腸関節の調整をしていただいたことがあるという方は未だにおられません。
それもそのはずで、これらの技術はかない整体のオリジナルテクニックだからです。
これらの技術についてはかない整体に来院いただいて初めての経験だとおっしゃいます。 この技術は想像以上の好結果を実感できます。
電気療法や温熱療法、マッサージ、従来の矯正などでは中々改善しきれないシビレや凝り・痛みが早期改善できる技術であり、継承していかなければならないハイレベルの整体技術ととらえております。
是非一度ご体験ください。