
歴史が証明した非常食 チアの種
チアシードについては、下記の雑誌から引用し、ご紹介します

もう何年前であろうか?本で読んだのか、誰かに聞いたのか覚えていないが、こんな内容だった。毎年世界のトップランナーが集結する有名な800キロレースがあるらしい(名前も覚えていない)。ある時、メキシコの高地でレースが開催されることになった。面白いことに、レースが開催される土地の現地の人達は、いつも走りながら生活していたらしい。そしてその現地の人達が、自分達もレースに参加させて貰いたいと言ってきた。開催者側にとっては断わり切れない雰囲気があったのだろう。参加を認めたが、現地の人達は練習もしていないし、しかもサンダルでの参加だったらしい。 しかし、驚いたことに数名の現地人がレースに入賞してしまったのだという。世界のトップランナーに混ざっての快挙に全世界のランナーが驚い たという。
冗談話も聞いたことがある。ある人が車で走っていたら、その現地人が道を走っていたので
「乗って行くか?」と聞いてみると、
「オレ達は急いでいるからいい」
と答えて走り去ったというエピソードである。現地人は毎日高地を走って鍛えていたから速かったのか、それとも何か特別なこと(食事等)をしていたのかと、多くの人達が研究に乗り込んだと聞いた。
そこで判明したのが、この「チアシード」だったのである。チアシードは古代アステカ時代から食されていたという。
成分を見て驚いた。チアシードには必須脂肪酸であるオメガ3と6が豊富に含まれ、その比率はオメガ3が3に対して、オメガ6が1という驚異的なバランスなのである。しかもアマニには50%前後の必須脂肪酸の含有量であるのに対し、チアシードは60%以上が含まれている。またアマニは酸化しやすい性質を備え持っているが、チアシードにはクロロゲン酸とカフェー酸という抗酸化物質が含まれているために酸化し難い。しかもチアシードの乾燥重量の20%がタンパク質で、他の穀類の2倍の量を含むという。
しかもである。約30gのチアシードには2%のリポフラビン、13%のナイアシン、29%のチアミンが含まれる。そして何と驚いたのは、100gのチアシードに対して600mgのカルシウムが含まれているのである。牛乳は100gに対して120mgだから、何と5倍の量となる。こんな栄養素があったのである。驚いて開いた□が閉じなくなっていた。
そこでインターネットでチアシードを検索してみると、「チアシード 古代アステカからの贈り物」ジェイムズFシェール(フレグランスジャーナル社)を見つけた。早速、注文して購入。貪り読んだ。著者は著名なコラムニストらしいが、栄養学や科学に対しては余り知識がないらしく、自分が求めていた情報は余り載ってはいなかったので残念だったが、幾つかの情報は得られた。アメリカではチアシードはダイエットや持久力の増進として流行っているらしい。内容を知れば、栄養学者を始めとする多くの科学者が飛びつくに違いないし、もう既に飛びついている科学者がいると信じている。これから次々と新たな成分が見つけ出され、新たな真実が証明されて行くことを信じて疑わない。
これからのチアシードに期待したい。まだ判明されていない素晴らしい事実が発見されて行くと信じている。気をつけたいのは、チアの種は水分吸収度が高く、7倍にも膨れ上がることである。常に水分を補強しながら摂取する必要があるし、脱水状態の人には禁忌となる。
「Chiropractic Journal」 vol.4(2010/3) p56より
引用は以上になります。
整体でバランスをとった後の筋力検査で陽性となる方には、水に浸したチアシードを無料で差し上げています。どうぞ試してみてください。評判いいです(便秘、慢性疲労)。私が疲れにくくなり持久力が上がったと思うのはやはり栄養のせいでしょうか?
業者の方によると、この品質でこの価格はリーズナブルだそうです。(かない整体での取扱商品は全て高品質です。)
名称 | チアシード |
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原材料名 | チアの種子 |
内容量 | 300g |
保存方法 | 直射日光や、高温・多湿の場所を避けて保存して下さい |
原産国 | エクアドル |
販売者 | ドクターズ・サジェスチョン |
定価 | 3,888円(税込み) |
1日大さじ一杯(10g)を、お好みに合わせてお召し上がりください。
開封後はしっかり封をして、高温多湿を避けて保存してください。
栄養成分表示(100gあたり)
※成分表示は自然食品のため若干変動があります。
エネルギー:330kcal | カルシウム:714mg |
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脂 質:32.6g | カリウム:700mg |
炭水化物:41.8g | リン:1067mg |
タンパク質:20.7g | 鉄:16.4mg |
食物繊維:34.0g | ナトリウム:2.1mg |
オメガ3(αリノレン酸):21g |
2009年時点では当院を含め日本国内では片手で数える位のところでしか販売されていませんでした。
現在2018年では大手企業の参入によりスーパーでも入手できるようです。