肩こりの方へ 安心してご来院下さい。

いくらマッサージに行っても
コリや痛みが楽にならない
肩こりの原因
肩こりになってしまう原因として
ここでは大きく3点を挙げます。
肩の問題
年齢により、肩こりなどの障害が多くなる3つの原因として
- 微少断裂の反復
- 退行性変性
- 衝突症候群
が考えられます。
それ以外にもあります
時間をかけて、5年10年20年と
ジワジワ悪くなって
回復しにくい原因が・・・
上記3つ以外にもう少し踏み込んで
回旋鍵盤筋(かいせんけんばんきん)の断裂
次のような年齢の割合で、肩の筋肉や靭帯にある種の断裂をもつと言われています。
70歳以下 | 30% |
71~80歳まで | 60% |
80歳以上 | 70% |
20~40歳代で表の30%に当てはまる71歳~のような状態になっている方が稀にいらっしゃいます。
長時間、自分の体をホッタラカシにしている方
肩こりがある方はメンテナンスが必要です。
さて
若年層は肩の回旋鍵盤筋に障害を受ける割合は低いようです。
しかし・・・
重いものを持つ筋トレに注意
私は10代の1990年(高2)に重いものを持ち上げるバーベルの筋トレで
肩の靭帯と筋繊維を損傷しています。
なので、あなたが重度な肩の問題を持っていれば共感できますし
回復する見立てを、より深く探し出すのが得意です。
肩の筋肉に断裂があると
腕が挙げにくかったり
お尻のポケットに手が入れにくかったり
弾揆音(だんぱつおん)がしたり
運動可動域制限があったり、
裸になって鏡を見ると肩の左右差があったり、
首の筋肉の盛り上がりに左右差があったり
します。
腕や肩がこる方は要注意です
自覚がなくても、プロの目線で検査すると、9割以上の人は肩の問題があります。
本当の問題は、知らず知らずのうちに
なんでもない日常の動作をするなかで
少しでも肩や腕に違和感や痛みがでるような筋肉の状態とか骨格のバランスのほうが将来大きな問題になります。
整体のプロからみる目線では、20年くらい経ってなかなか回復しにくい状態になっている方が多くいらっしゃいます。
肩甲骨
肩甲骨は、回旋鍵盤筋(かいせんけんばんきん)によって
肩と腕を完全にバランスの取れている中心に保持していなければなりません。
肩の回旋鍵盤筋とは?
前腕(ぜんわん)と上腕(じょうわん)を動かすときに、一番最初に働く筋肉です。
- 棘上筋(きょくじょうきん)
- 棘下筋(きょっかきん)
- 小円筋(しょうえんきん)
- 肩骨下筋(けんこうかきん)
が回旋鍵盤筋にあたります。
肩こり、首の痛みがある人 は、普段から肩甲骨が正しい位置にあるかチェックしてもらう必要があります。
この位置は自覚できないので、プロの目線によるチェックが必要になります。
以上、複雑そうに読めるかもしれませんが、肩の簡単な紹介でした。
もっと詳しく 肩こりの問題
年齢により、肩こりの障害が多くなる原因のひとつとして ・・・
肩こりの原因となる筋肉を紹介します
肩は筋肉で吊られて浮いている状態です。
そのバランスをつかさどる
肩の筋肉は
次の表のように分類されます。
たくさんあります。
肩はこれらの筋肉が吊り合って(拮抗バランスで) 中心点に保持 されていなければなりません。
筋肉名 | 影響(5段階) | 詳細 |
---|---|---|
僧帽筋上部 | ★★★★★ | 肩こりでもっとも痛みをうったえる部分 |
僧帽筋中部 | ★★★★☆ | 不適切な食事が関連しやすい部分 |
僧帽筋下部 | ★★☆☆☆ | 骨盤や腰痛から肩こりになる部分 |
菱形筋 | ★★☆☆☆ | 肝臓に関連します |
広背筋 | ★★★★★ | 隠れ肩こりの原因です |
肩甲挙筋 | ★★☆☆☆ | 頭を突出させると疲労しやすい筋肉 |
前鋸筋 | ★★☆☆☆ | この筋肉自体が固まりやすい |
大胸筋鎖骨部 | ★★☆☆☆ | 胃に関係します |
大胸筋胸肋部 | ★★☆☆☆ | 肝臓に関係します |
肘や手首や指にも異常や痛みや障害がある場合
大円筋(だいえんきん)
小円筋(しょうえんきん)
上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)
上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん)
烏口腕筋(うこうわんきん)
も重要になります。
肩こりを回復させるには
まず、
これら全ての筋肉をテストします。
すると
弱い筋肉と 強い筋肉との差が、はっきりします。
そして、
弱い筋肉を強くする 調整 をします。
強くなったか 確認します。
これで肩のコリは驚くほど減っています
これだけの筋肉の調整は体を深く理解していないとできません。
肩甲骨は、肩と腕を完全にバランスの取れている中心に保持していなければなりません。
肩こり、首の痛みがある人は、上の一覧表の筋肉のどこかに問題があり、
肩甲骨を中心に保持できていないことが多いのです。
普段から肩甲骨が正しい位置にあるかチェックしてもらう必要があります。
関節の矯正で肩をあがるようにする方法
次に
あなたは、腕が挙げにくかったり、お尻のポケットに手が入れにくかったりしませんか?
この場合には、
肩こりとは直接関係ないことが多いのですが
鎖骨、上腕骨頭、肩鎖関節、肩甲骨の 4つの関節の矯正が必要な場合もあります。
精密な触診能力のある整体師や柔道整復師にまかせれば安心です。
腕や肩の痛み、弾揆音(だんぱつおん)、運動可動域制限がある方は要注意です。
腰の骨のズレで肩こりになる場合
この場合には、
いくら肩をほぐしても、まったく良くなりません。
仙骨、骨盤、腰椎 の骨の矯正が必要です。
矯正直後には、コリが激減して 肩がやわらかくなります。
当院で整体を受けている方は ご存知の調整方法ですね。
(全く関係のないところを調整して肩こりを取る!!)
(症状が軽度の場合に限ります)
重度な場合
運動(スポーツ、仕事の動き、肉体労働、農作業の動き、家事の動きなど)
を続けていることが原因で
肩や腕、手首がおかしくなっている場合は・・・
その運動をやめない限り、悪くなる上塗りをし続けていることになるので
とても回復しにくい身体を自ら作り上げていることになります。
この場合、身体の使い方を工夫してみてください。
以上、肩こりがある人のために役立つといですね。
ストレッチなどで自己管理をしていても
それ以上回復しなくなった場合
一人では残りのわずかな部分を取りきれないので
一度は、構造(骨)の矯正が出来る専門家に
みてもらうことを お勧めします。