靴による骨盤の歪み
足の骨がずれていると
足の骨がずれていると、くつの磨り減り方が左右非対称になります。
写真では「右足の靴」の中心が削れています。正しいバランスでは、「左足の靴」のように、斜めに削れます。
人間の繊細なバランス感覚は常に変化に対応します。
この写真の場合、歪んだ靴を履いています。
歪んだ靴は、歪んだ土台です。
歪んだ土台には、ゆがみを補正する動きとバランスが必要です。
ゆがみを補正する動きとバランスは、骨盤のゆがみ、肩の高さが左右違うなど、全身で補うことになります。
足の骨のずれを、視覚や触診では見つけにくい場合、熱感覚や皮膚感覚も動員して、原因となっている部位の特定をします。セラピーローカリゼーションによって筋力検査で反応をみます。この検査で陽性の場合矯正が必要です。
イタリアの歯科医は付帯サービスで足の骨の矯正を行うところもあるようです。
距骨前方変移
この写真の持ち主の場合、距骨が前方変移しています。
骨の矯正によって、距骨の位置が正しい位置に戻ります。すると足首の安定性が増します。
そして、靴の削れ具合も、左右対称になっていくことでしょう。
将来の方向性
どちらかといえば、靴よりも足底板(インソール)にもお金をかけていきます。
たったこれだけ、インソールを適合させただけで、骨盤の歪みがとれたり、肩の高さ左右非対称が同じに揃ったり、筋力が強くなったりします。
症状が軽度の場合には、インソールでバランスが取れてしまいます。
健康体のために、自分専用にインソールをカスタムメイドで製作しましょう。
一人ひとりの足の骨の型をとり、オーダーインソール製作(注文制作)をしている方をご紹介できますので、興味のある方ご相談ください。