骨盤や腰の痛みの問題
骨盤矯正の時に多くの割合で歪(ゆが)んでいる筋肉を紹介します。
大腰筋

特徴は、腰椎の前湾を作る筋肉です。弱化して長期間ほったらかしにしていると、胸椎の後弯がなくなっていきます。すると、ロベットブラザーの法則により、時間をかけて首の問題が生じていきます。
腸骨筋

骨盤を前方へ傾け保持しています。頚椎、リンパ、仙腸関節の問題が多くの割合で関与します。
腰方形筋

背骨の直立を保持します。股関節、リンパ、腰椎の問題が関与します。側湾の方には検査するべき筋肉です。
拮抗バランスとは?
大腰筋&腸骨筋は、腰方形筋と対になります=拮抗筋(きっこうきん)
- 長時間立てない
- 歩くと疲れやすい
- ぎっくり腰になりやすい
など、腰に問題がある場合は、筋力の左右バランスをチェックする必要があります。
そして、20回連続して運動しないうちに弱くなるような筋力では、日常生活=バランス悪化になります。もし左右片側に弱る筋肉があるとしたら、ますます腰を痛めそうです。弱い筋肉がある場合、適切な回数の筋力トレーニングが必要なときもあります。