足に合った靴の選び方
カウンターの良し悪しは、親指と人差し指で挟んで確認することが出来ます。簡単に曲がるようなものでは使用に耐えません。
靴底の曲がる位置は、中底の位置、シャンクなどの構造によって決まります。指の付け根の関節部分で曲がるものが良く、シャンクなどの補強物が無ければ右図のように靴の中央部で曲がってしまいます。
平均的な屈曲角度
不適切な靴の屈曲角度
足と靴の屈曲角度が合っていない
適切な屈曲角度
この足は正しくフットしていない。
この足は正しくフィットしている。
靴底の曲がりを合わせるために、通常足長より5mmから1cmゆとりをもって靴を選ぶ必要があります。
靴のふり
後足部と前足部のなす角度の平均は8°位です。靴のふりの見方は、靴の外側を床につけて小指側の隙間の角度を見ればわかります。
外反母趾対応靴ではこの角度が15°と非常に大きい角度で作られています。足部の筋肉や靭帯の剛性の非常に強い運動選手の足はこの角度が大きいので、競技用にはこのような靴のほうがいいですが一般向きではありません。このようなふりの大きな靴は市場に出ることはないのでしょうが、多く出回っているようです。