整体後の好転反応
整体中または整体後は、体内のつまりが取れるに従い、血液の循環が良くなるため、全身の温度が上昇します。
毛細血管のつまりが取れる時、一時的にかゆみを感じることもあります。
疲労を感じる人もいます。
血液の循環が良くなると、副交感神経の支配が大きなり身体が休息を取ろうとするためです。
また新陳代謝が活発になるため、身体の老廃物毒素が排出されます。
体内に毒素や老廃物をたくさん蓄積させている人の中には、施術後に何らかの症状、例えば、倦怠感、疲労感など感じることがあるかもしれません。
こうした反応は、良くなるしるしで、施術が効いているあかしです。
物事は良くなる前にいったん悪くなるものです。
一歩踏み込んで、深い心理面（深層心理）では、好転反応は「すぐに良くなってはならない！」と潜在意識が反応しているといわれます。「絶対よくする」と決めておくと、スムーズに乗り越えていけることでしょう。
■出血点について
癒着を剥がしながら行う（緩消法＋腱引きを融合した）特殊な筋肉施術、吸玉療法や足裏では、出血点が出る場合もあります。
血液が大量に循環の悪い血管に流れ込むため、または毛細血管の滞留した血液が１箇所に集まってくるため、毛細血管の先端が内圧に耐えられず破状し内出血を起こします。
内出血＝血液の流れは改善されています。
出血点は１週間くらいで、組織間液からリンパ管に流れて、消失します。
■疲労感
身体の大掃除をしたため、身体が疲れ、かなり時間がたってから（2日後～3週間くらいの間ずーっと）疲労感を訴える人もいるかもしれません。施術を繰り返せば疲労感は自然に消えていきます。
最後に心と身体が関連している秘密（シークレット）をお話しします。