肩の問題
年齢により、肩こりなどの障害が多くなる原因のひとつとして
回旋鍵盤筋(かいせんけんばんきん)の断裂
次のような年齢の割合で、肩の筋肉や靭帯にある種の断裂をもつと言われています。

70歳以下 | 30% |
71~80歳まで | 60% |
80歳以上 | 70% |
20~40歳代で表の71歳~のような状態になっている方が稀にいらっしゃいます。長時間、自分の体をホッタラカシにしている方、肩こりがある方はメンテナンスが必要です。
こちらは肩こりについての長野県の口コミサイトです。
さて
若年層は肩の回旋鍵盤筋に障害を受ける割合は低いようです。
肩の筋肉に断裂があると、
腕が挙げにくかったり、お尻のポケットに手が入れにくかったりします。
原因として
- 微少断裂の反復
- 退行性変性
- 衝突症候群
が考えられます。
腕や肩の痛み、弾揆音(だんぱつおん)、運動可動域制限がある方は要注意です。
自覚がなくても、プロの目線で検査すると、9割以上の人は肩の問題があります。
本当の問題は、知らず知らずのうちに、なんでもない日常の動作をするなかで
少しでも肩や腕に痛みがでるような筋肉の状態とか骨格のバランスのほうが潜在的な大きな問題です。
プロの目線では、これらの潜在的バランスの優れている人に肩こりは見当たりません。
肩の回旋鍵盤筋とは?
前腕(ぜんわん)と上腕(じょうわん)を動かすときに、一番最初に働く筋肉です。
- 棘上筋(きょくじょうきん)
- 棘下筋(きょっかきん)
- 小円筋(しょうえんきん)
- 肩骨下筋(けんこうかきん)
が回旋鍵盤筋にあたります。
肩甲骨
肩甲骨は、これら回旋鍵盤筋によって
肩と腕を完全にバランスの取れている中心に保持していなければなりません。
肩こり、首の痛みがある人は、普段から肩甲骨が正しい位置にあるかチェックしてもらう必要があります。
この位置は自覚できないので、プロの目線によるチェックが必要になります。
以上、肩の簡単な紹介でした。