世界と日本の民間療法の違い
世界の状況
日本では、医業は医師以外行ってはならないと法律で定められています。ですが、現代医療では対応しきれない症状が少なくない現在、それに補完・代替する医療以外の療法があります。
この補完・代替をする各種療法は、補完・代替医療(Complementary
and Alternative Medicine)略してCAM「カム」と呼ばれています。日本よりもCAMが浸透しているアメリカでは、国家レベルで様々な民間医療や伝統医療が研究され、その再現性には驚くべきものがあります。
世界的に、地域特有の療法が数多く存在し、実際は、 補完・代替医療(現代西洋医学以外の医療)を 採用している人々の方が多いとさえ言われます。
WHOは、世界の65~80%の人が“西洋医学以外の医療”を用いていると発表しています。
補完・代替医療となる整体、カイロプラクテイック、オステオパシーなどの手技療法は研究が盛んで、年々改善が期待できる分野が広くなっています。
世界最先端のカイロプラクティックでは(2010年夏)、カイロプラクターが頂点に立ち、その元に医師や看護士、OT、STらが従っている組織です。そしてカイロプラクターの指示に従い、医師達が患者を治療してます。
凄いですね!ここまで来たのか!
日本の場合
日本の法律では、診断は医師しかできません。はじめに病院に行き、整形外科やペインクリニックなどで、どんな状態なのか、医師の検査を受けることになります。
いまの症状が、怖い病気の副産物だとしたらたいへんです。
もし、治療方針を聞いて「原因が分からない」ということであれば、民間療法に切りかえます。
病院で「大丈夫問題ないでしょう」といわれても、自覚症状がある場合、あなたは未病(みびょう)になります。
未病とは「病気ではないけれど症状がある」状態をいいます。
世界の主流がアロパシー(対症療法、逆症療法)のため、未病の診断の場合には、日本でも世界でも同様に、民間療法などによる「自分自身の治癒力で治す」という立場が必要になるのではないでしょうか?
最後に、経験と、知り合いの先生達の話をまとめます。
整形外科で「腰の痛みは原因不明」と診断された8割の方が、整体やカイロプラクティックで改善されているようですし、私も日々それを実感しています。