肩こりの問題
年齢により、肩こりの障害が多くなる原因のひとつとして
原因となる筋肉を紹介します
肩は筋肉で吊られて浮いている状態です。
そのバランスをつかさどる
肩の筋肉は
次の表のように分類されます。
たくさんありますね。
肩はこれらの筋肉で 中心点に保持 されていなければなりません。
筋肉名 | 影響(5段階) | 詳細 |
---|---|---|
僧帽筋上部 | ★★★★★ | 肩こりでもっとも痛みをうったえる部分 |
僧帽筋中部 | ★★★★☆ | 不適切な食事が関連しやすい部分 |
僧帽筋下部 | ★★☆☆☆ | 骨盤や腰痛から肩こりになる部分 |
菱形筋 | ★★☆☆☆ | 肝臓に関連します |
広背筋 | ★★★★★ | 隠れ肩こりの原因です |
肩甲挙筋 | ★★☆☆☆ | 頭を突出させると疲労しやすい筋肉 |
前鋸筋 | ★★☆☆☆ | この筋肉自体が固まりやすい |
大胸筋鎖骨部 | ★★☆☆☆ | 胃に関係します |
大胸筋胸肋部 | ★★☆☆☆ | 肝臓に関係します |
肩こりを回復させるには
まず、
これら全ての筋肉をテストします。
すると
弱い筋肉と 強い筋肉との差が、はっきりします。
そして、
弱い筋肉を強くする 調整 をします。
強くなったか 確認します。
これで肩のコリは驚くほど減っています
これだけの筋肉の調整は体を深く理解していないとできません。
肩甲骨は、肩と腕を完全にバランスの取れている中心に保持していなければなりません。
肩こり、首の痛みがある人は、上の一覧表の筋肉のどこかに問題があり、
肩甲骨を中心に保持できていないことが多いのです。
普段から肩甲骨が正しい位置にあるかチェックしてもらう必要があります。
関節の矯正で肩をあがるようにする方法
次に
あなたは、腕が挙げにくかったり、お尻のポケットに手が入れにくかったりしませんか?
この場合には、
肩こりとは直接関係ないことが多いのですが
鎖骨、上腕骨頭、肩鎖関節、肩甲骨の 4つの関節の矯正が必要な場合もあります。
精密な触診能力のある整体師や柔道整復師にまかせれば安心です。
腕や肩の痛み、弾揆音(だんぱつおん)、運動可動域制限がある方は要注意です。
腰の骨のズレで肩こりになる場合
この場合には、
いくら肩をほぐしても、まったく良くなりません。
仙骨、骨盤、腰椎 の骨の矯正が必要です。
矯正直後には、コリが激減して 肩がやわらかくなります。
当院で整体を受けている方は ご存知の調整方法ですね。
(全く関係のないところを調整して肩こりを取る!!)
以上、肩こりがある人のための簡単な紹介でした。
ストレッチなど自己管理をしていても
自分では残りのわずかな部分を取りきれないので
一度は、構造(骨)の矯正が出来る専門家に
みてもらうことを お勧めします。